妊婦健診 【妊産婦の方の歯科検診・治療について】 女性の一生の中で妊娠期は女性ホルモンの影響により、う蝕（むし歯）をはじめ口腔内にトラブルを起こしやすい時期です。 ご自身の口腔内疾患に加え、歯周病菌・菌生産の炎症物質は、早産・低体重出産の危険リスクとなり、う蝕菌は母子感染により生まれてくるお子さまのう蝕罹患リスクを高めることになります。 本来、妊婦以前より予防・治療はしておくべきであり、妊娠中の口腔疾患の多くは、きちんとした口腔管理が出来ていれば悪化することはありません。 「子どもを産めば歯を失う」とか、「妊娠・出産時にカルシウムが多く必要で歯が弱くなった」という伝説的なお話がありますが、それは単なる口腔内の手入れの怠りの言い訳でしかないのです。 妊娠を期に、検診を積極的に受け、う蝕・歯周病などの疾患の有無と同時に予防の正しい治療と方法も、生まれてくるお子さんのためにも身につけていきましょう。 節目検診 松山市に住民票がある方で、４０歳、５０歳、６０歳、７０歳の年齢になると市役所よりクーポン券と受診表が届くようになっており、歯周疾患検診と歯科保健指導を無料で受けることができます。 お口の中の状態が気になる方、特に問題がないと思われている方でもお口の中がどのような状態であるかを知り、改善もしくは維持していくことは生活の質を上げるうえで大切な事と思います。 企業歯科検診 当院では企業歯科検診を行っております。「定期健康診断」の中に「予防歯科検診」を取り入れ、受診者のむし歯、歯周病などの早期発見により歯科疾患を未然に防ぐことができます。 むし歯や歯周病が原因で健康状態を悪化させるといったことも、最近の研究で明らかになってきました。むし歯の早期発見により、治療費の軽減、社員の方々の健康状態の向上といったメリットがあります。定期健康診断に予防歯科検診を取り入れてみませんか？
